サイト改装とブログ更新について

久しぶりのブログ更新となりました。

『4月にワードプレスで塾の新しいサイトを作ってから(今開いているこのページです)ほぼ毎日更新を続けてみたのですが、塾の業務が追い付いていない状況ですることではないと思い不定期で更新することとしました。』という言い訳をしたのがすでに数ヵ月ほど前、日々の授業の様子をTwitterでUPするのがやっとで全くブログ更新できていませんでした。

そもそもブログ更新を何のためにするのか?そんな根本的な所を考えだしてしまい、なかなか更新できなかったというのもあります。(また、言い訳ですね。)今回はなぜ藤わら塾がブログを更新するのかについて書かせてもらいました。

数字だけが塾の意義?

塾というのはサービスの受け手と料金を支払う方が違っているというなかなか特殊な業種でして、一度入会してしまうとあとは数字という結果でしか評価しにくく、保護者の方は塾では日々いったい何をしているのか?何に対して対価を支払っているのか?不安になることもあるのではないでしょうか。

 

一番わかりやすいのは結果として目に見ることでしょう。しかしはたして数字「だけ」で塾の価値が決まるのでしょうか。そうなると「結果」が出なければ過程は評価されないのかということにもなってしまいます。

 

塾に通うのは点数、順位、偏差値といった数字として結果を出すためということは大前提の話で、それが今の塾の存在意義ということも重々承知です。ただ日々頑張っている生徒の姿を見ていると塾に通う価値というのは決してそれだけでもないというのが私の考えです。

 

ある生徒の話

例えば1年前は宿題も出すことができず(そもそも宿題がどこにあるのかも分からない、あっても答えを映す作業をするのみ)全く点数が取れていなかった生徒がいます。

その生徒は週2回の塾では前回やったものを忘れてしまい、授業で前回の内容を思い出すまでしかできなかったので、毎日1時間ずつ塾に通うように授業の時間を変更しました。おそらく当時は塾の時間だけが彼にとって勉強の時間だったと思います。

1時間の勉強時間でも集中することも難しく、最初は「席に座っておく」ことからの練習を始めました。内容に関してはテキストを見ても何もわからないので何が分からないかを知るところからスタートし、そのつど戻って学びなおしました。当時中学生1年生でしたが、小学校の算数からやり直したこともあります。困った時には何を調べ、何を質問するのか、自分でできることと質問すべきことの判断も1からしました。勉強の仕方を本当に1からやり直したようなもんです。(ある意味彼にとっては初めて勉強の仕方が分かった瞬間かもしれません。)

そうしてゆっくりと着実に進めていくとまず「最初のテストでプリントを無くすことなく、宿題をちゃんと提出できるようにする。」ことができました。でも点数には結び付きません。

次に「テストまでに範囲内の内容を見る」ことができるようになりました。しかし「見る」だけでは点数に結びつきません。

その次は「テスト範囲の内容ができた上で復習をしていく」ことができました。この頃になると宿題をだす、テスト内容まで勉強しておくことは当たり前のことになっています。復習も何度かすることができ、自信も徐々についてきていました。ではテスト結果はどうか・・・やはりテストという点数の結果にはあらわれません。数学をメインに勉強していたのですが、「やり方は分かる」「何となくできる」でもたった一つの答えにたどり着くことができない。最後の最後にプラスとマイナスが逆になる、答え1つ前の計算で分数の割り算を間違える。そういった「あと少し」のところで点数にはなりませんでした。本人としては何度か同じ問題を解きそれなりにできるようになっているのに点数にならない。頑張っているのにできないという焦りと不安を感じ始めていました。この頃は保護者も「一生懸命頑張っているのに・・・」という気持ちだったと思います。

塾としては数字として結果をだすことができず申し訳ない気持ちもありましたが、間違いなく力はついてきており、解答内容に変化が出ているのが分かっていたので着実に頑張っていることを何とか評価してあげて欲しいという気持ちもありました。

 

そして1年が過ぎ、そんな彼が今回のテストで遂に少し点数が上がりました。

 

「定期テストで〇〇点UP!!」といったような点数ではないですが、着実に力をつけて上がった点数です。1年前まで宿題のプリントを無くしていた彼がです。これは本当に大きな一歩で、きっと「成長する」とはこういうことです。彼は今後勉強以外においても分からない時にはどうすればいいのかを自分で考え挑戦していく力が身についたと信じています。私はそこに塾への価値を置くことがあっても良いと思っています。

ちなみに彼は今英語を基礎から取り組んでいます。「数学はあるていど自分でできるので、次は英語を上げたい」という本人からの希望でがあったからです。

 

まとめ

例に挙げた生徒の様に点数は1年間ほぼ変わらないけれども意味ある塾の使い方をしてくれる生徒もいます。しかし現状、全員が全員彼のように結果として出てこないが頑張れている生徒ばかりではありません。残念ながら中にはただ単純に塾に来ていることに満足してしまっているコも正直います。(成績が良い、悪い関係なく)

だからこそ塾での様子をちゃんとお伝えし、できていることはできている、できていないことはできていないと真摯に伝えなくてはいけないと思っていますし、少しでもその様子が伝わればと毎日の授業風景をUPしています。

藤わら塾では「本気で頑張る生徒」であれば学力を問わず受け入れています。学年トップを目指す生徒もいれば、今回の様に1から勉強に取り組む生徒、色んな生徒がいますが大切なのは「成長」したいと本人たち自信が望んでいること、そしてそれをご家庭も理解いただいていることです。

成長を評価することは簡単ではありません。数字以外の情報も必要です。これからも言葉や写真、どの様な方法を使ってでもできる限り保護者の方に伝わるように努力していきます。その上で生徒の成長、塾の価値を評価してもらいたい。それが塾の願いであり、私がブログを更新している意味です。

 

最後に

正直この数カ月、自分がブログを書く意味について考えていました。

他塾さんの勉強方法や、受験についてのすばらしい記事を見るたびに果たして自分の書いている内容は誰にとって何の意味があるのかと思うことも少なくありませんでした。しかし、「藤わら塾がどんな塾か、どういった取り組みをしているのかを保護者の方に、そして藤わら塾に興味を持っている方に知ってもらう」ことができれば、そのためにブログを書く意味はきっとあるはずだという考えに至りました。

今後も藤わら塾の取り組みについてできるだけについてできるだけオープンにし、発信していきますので、そのことで塾の雰囲気がお子さまの成長が伝われば幸いです。