「料理しなさい」から自律型サポート学習を考える

今日は旧ブログの移行やTwitterとの連携をしました。色々と機能を付けると便利になる反面段々とホームページが重くなりつつあります。なかなかページが開かないようなことがありましたら申し訳ございません。(と言いながら料金など本当に書かないといけないことができていないのでまだ追加することは多々ありそうです。)

さて、今回はへんてこなタイトルだなと思われるかもしれませんが、「自律型サポート学習」を伝える良い方法がないかなとずっと考えていてこれでいこうと思ったのでタイトルにしてみました。

「自律型サポート学習」と、勝手に作ってそう呼んではいますが、なかなか伝わりづらいというのが本音でして、どうにかしてうまく伝えたいという思いがあります。なぜ「料理をしなさい」か

 

「勉強しなさい」と言われると逆にやる気をなくすという生徒がよくいます。これってどういう状況なのか考えてみると「料理しなさい」に近いのかなと思いました。急に誰かに「今すぐ料理をしなさい」と言われてサッと取り組める人はどれくらいいるでしょうか?

まず「何を?」と思いませんか?そして「どのくらい」「いつまでに」も分かりません。

これが「中華料理を作ってください」だとどうでしょう?イメージできるものが多くなると思います。

「ギョーザを20個、19時までに作ってほしいです」これだけ情報があればそのために必要なモノ、準備もバッチリイメージできるでしょう。

藤わら塾が「自律型サポート学習」において日々気をつけているのもそこです。生徒に向けて

『それでは皆さん・・・

「勉強しなさい」「覚えて来いよ!」「絶対にやってこい!!」』

どんな厳しい言葉をかけたとしてもこれでできる生徒は限られています(もちろんできる子もいますが、そういった子はもともとそんな言葉がなくてもできる子です)

「何をどのようにいつまでに」といった「細かい指示」これがまず自律に向けての第一のポイント、そして大切なのはそれを「確認」すること

「来週までに100ページ宿題です」ということは簡単です。先生としては「言葉」だけで終わりですから。それを「確認」しなければ宿題を出す方としては責任感が欠けるのではないかと私は思います。もちろんこれは、宿題の出し方や生徒がどの程度一人で勉強に取り組むことができるかも関係していますから一概に絶対ダメとは言えません。ただ勉強の仕方がまだ身についていない中学1年生などに対して「量」だけを課すことはあまり良いとは思いません。終わりきらないと思うと次第に「作業」へと変わってしまうためです。効果をだすためにはちゃんとした「確認」もセットでする必要があります。

今のところ「細かい指示」「確認」が自律学習には必要とお伝えしましたが、話を聞くだけでは「自律」から離れていると思われる方もいるでしょう。しかし、自律を促すためにはまずはきっちりと型を身に着けることが必須です。先の話でも言いましたが宿題の内容が全く分からない生徒に向けて大量の宿題を出したとしてもそれはただの「作業」でかありません。

これを脱するには

  1. 自分のレベルにあった問題を解く
  2. 問題の解き方が分かっている
  • どこまで解く
  • どうやって解く
  • 解いたら答え合わせをする
  • どのぐらいの分量で答え合わせをするのか
  • 間違った問題は「なぜ」違うのかを確認する
  • 自分でできそうであればもう一度解きなおしてみる
  • 分からないのであれば「調べればできるのか」(その場合はどうやって調べるのか)
  • 「それとも調べても分からないのか」(その場合は質問するもしくは付箋などを張り質問できる状態にしておく)
  • 説明を聞いたらすぐに、自分の力だけでもう一度解きなおしてみる

などなど言い出したらきりがないですがそういった勉強の方法が身についている必要があります

ということは「自律」できるためには「基本」が身に着くまでは「自由」とはかけ離れたことをしていく必要があります。そして身に着けた「基本」を利用して勉強をしていくことで自分なりに今の自分にはどんな力が必要なのか、どの教科をするべきか、いつまでにするべきかなど自分自身で目標設定し、課題を見つけ、克服方法を考えて行動する「自律型学習」ができるようになるのです。

そして「細かい指示」「確認」により「基本」を身に着けるために一番必要なのは「自分でする時間を確保すること」

 

ここでもう一度料理の話に戻りますが、お料理教室で難しい料理の作り方を習ったとします。とても分かりやすかった作り方の手順をよく聞き、メモも取り、その場で一緒に作りながら分からなかった点についてはすぐに教えてもらいました。「よし、分かった完璧!!」と思って帰ります。

では、何も見ずにすぐに同じようなものが作れそうでしょうか?最初はメモを見ても間違うこともあるかもしれません。その時教えてもらったコツを思い出すことも必要です。そうして何度か挑戦し、繰り返し作っていくことによって、やっと自分一人で何も見ずに作ることができるようになると思います。

勉強も同じように「自分で解く時間」は絶対に必要です。「分かる」と「解ける」には大きな差があります。

「分かってたけど解けなかった」という生徒は単にその場でできなかったのではなく「自分の力で解く時間、量」が単純に足りていないことが多いです。

藤わら塾では「生徒に解かせる時間」ができる限り多くなることに重点を置いています。

 

「自分で解く時間を確保する」ことに重点を置き「細かい指示」「確認」により「基本」を身に着け、最終的には目標設定から行動までを自分の力で行える「自律型」の勉強ができるように「サポート」していく

 

これが藤わら塾の目指す「自律型サポート学習」です

 

正直それでもよくわからないという場合、何度でも細かく説明させていただきますので一度ご連絡いただけると助かります。