なんで読書をするんだろう?

藤わら塾では、教室の目につきやすいところに本が並べられていたり、授業の最後の時間を使って、本のまとめをする時間があったりします。

塾として、本に触れる時間やきっかけを作っているからには、本を読む楽しさや大切さを私も伝えられるようにしなければ・・ということで、自分の考えをまとめようと思います。

「本を読みましょう。」
 
色々な場面で言われてきました。
でも、そう言われたからといってなかなか読む気にはなれませんでした。
 
中学生の頃、学校の朝読書で必要だったのか、どういう経緯だったかは忘れましたが、書店でたまたま目についた「夢をかなえるゾウ2」を買ってみました。

(冴えない主人公のもとに現れたガネーシャという神様が日々、ちょっとしたヒントを出しながら、成功に導いてくれるよーってお話です。とっっても雑な説明ですみません)
 
その本の中に、こんな言葉が
 
「仕事、お金、人間関係、幸せ・・人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで、本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。その『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」
(水野敬也(2012)『夢をかなえるゾウ2』 飛鳥新社,p60)
 

自分が抱えている悩みや葛藤も、それは自分だけじゃなくて、過去に多くの人が抱えてきたもので、今も多くの人が抱えているのものなんだよな…と気づかされました。

中高生の頃抱いていた将来に対する漠然とした不安を少し軽くしてくれた言葉です。

そして、「まぁ少しは本読むかなぁ。」と思わせてくれた言葉でもあります。
この頃読んでいた本の紹介はまたいつか・・

 
一人の先生が教えられることは限られていて、だからこそ、生徒が自分自身で新しい考え方に触れたり、悩みなんかを解決する手段を教えなければならないと考えています。

 その方法のひとつが「読書」なのではないかなと思っています。