しかたラボ


     しかたラボ

中学生から始まる「自律型サポート学習」へとスムーズに繋がるように、「勉強のしかた」の習得を目的とした小学生用の授業のこと。テキストは学校準拠ではなく無学年(○年生ではなく、○級と書いてあるもの)を使用します。以下にしかたラボの一例をご説明させていただきます。

【国語】

国語の文法にも力を入れます。

文法問題、高校入試にでてくるのは1問、配点も大きくはないでしょう。ではなぜ文法に力をいれるのか、中学3年間で国語の質問で最も多いのが文法です。質問内容も「わからない」「何がなんやら」というものがほとんどです。また、勉強が得意な子・苦手な子に関わらず嫌いなのもやはり文法。これだけでも文法やっておくの大切かもと思われるかもしれませんが文法の重要さは直接国語のテストに関わるだけではありません。実は英語にも関わってきます。英語も主語、動詞、目的語など文法用語がでてきます。国語の文法と全く同じではありませんが重なる部分もあります。また、高校の古文にも文法用語はでてきます。そう考えると進学していけばいくほど必要になってくるのが文法です。中学校になるといきなり品詞や活用が始まり苦手意識を持つ子が多いので小学生のうちにスモールステップで少しずつ勉強をしていきます。

文章問題を説く前には音読をしてもらい分からない言葉がある際には国語辞典・漢字辞典などを使用して自分で調べてもらいます。

例えば、先日文章問題を読んでいる時に「オホーツク海」や「地中海」という言葉が出てきました。それらは比喩(例え)として出てきたので問題に直接は関係ありませんでした。なのでそのまま解けば全問正解→問題なし→次のページへとどんどん先に進められます。ただし、藤わら塾の「しかたラボ」では先に進むことのみが目的ではありません。まず本読みが終わった段階で「オホーツク海ってどこなん?」「じゃあ地中海は?」と質問しました。彼は「わかりません。」とのことでしたのでどうやって調べるかからスタート、話し合った結果、塾の壁に貼ってある地図で探すことになりました。数分眺めると「オホーツク海」は発見して指で刺して教えてくれました。残った地中海はその後探してもみつかりません。見当もつかないようなのでどうしようかと聞いてみると「国語辞典でしらべてみる」と返ってきました。そこで「それは良い方法だね」と声かけし調べてもらうと「ヨーロッパとアジアとアフリカに囲まれている海」と出てきます。もう一度地図と睨めっこ、どうやらヨーロッパがどこかピンときていないのですぐには見つかりません。調べた情報と地図と自分の知識とを駆使しながらついに「あった!!!」と大きな声で場所を指さしました。すぐに今までの流れ「分からない言葉があった時の見つけ方」をミニノートに書いてもらいます。もちろんオホーツク海と地中海も自分なりの言葉でまとめます。これにより彼は「オホーツク海」と「地中海」という言葉を見ると大体この辺りというイメージをもちながら文章にあたれるようになりました。そして同時に不明な言葉がある時のは調べておくことが必要ということと、その調べ方も身につけました。このように丸を増やしていくこと以上に大切な勉強の取り組み方を1つずつ丁寧に伝えていくのが「しかたラボ」です。

漢字練習は回数よりも意味の理解に力を入れます。

前述したように言葉の意味に力を入れ語彙力強化を目指しているので、漢字練習もただただ回数を書くことは重視しておりません。もちろん必要なことかもしれませんが学校のドリルなどでもすでに宿題としているのに追加で塾として同じような課題は出したくないのです。代わりに言葉の意味を調べてもらいます。学校で習う漢字を使い、その意味調べを塾の課題としてだします。時間にすると3日間で20分〜30分の分量です。(調節可)慣れてきた生徒にはその漢字1文字が持つ意味合いも説明できるようにしてきてもらいます。

【算数】

授業で習っていない単元だとしてもまずは自分で説明文を読むところからチャレンジしてもらいます。自分でしっかりと考えた上で分からなければ質問してもらい説明していきます。「説明→解く」ではなく、「考える→(説明)→解く」という中学生と同じ勉強の「しかた」を練習します。文章問題で分からなかった問題に関しては図や絵などイメージを書いて理解していく練習をします。また、計算問題、文章問題共通して間違えた際には「何が違ったのか」も質問し、一緒に確認していきます。

【丸つけ】

丸つけは中学生と同じく「赤ペン→青ペン→緑ペン」を使っての丸つけ方法となります。単純に合っている・間違っているを追うのではなく、「なにが」間違っている。「どのように」間違っているから「どうすれば」解けるようになるのかを一緒に考えていきます。これも中学校の勉強へとつながっていきます。

【本まとめ】

中学生と同じように本まとめもします。ただし中学生は「3分読んで5分でまとめる」というタイムリミットがあるのに対し、小学生は時間には余裕を持たせてしっかりと読んで、しっかりとまとめるようにしてもらっています。まとめる本は自分が興味のある本なので絵本に近い本もあれば、人物の伝記、推理ものなどさまざまです。最近の子供たちはマンガすらもあまり読まないという保護者の方からの声を聞いて、少しでも本に興味を持ってもらいたいという気持ちから始めました。生徒がまとめた文章には私もコメントをさせてもらうので一緒に同じ本を読んでいく感じでしょうか。入塾前は全く本を読まなかったのに次の展開をワクワクしながら一所懸命本を読む生徒の姿も見られます。小学生の本まとめは本に親しむという意味合いが強いです。

【最後に】

このように単元の勉強を追うのではなく中学生の準備段階として「勉強のしかた」に力を入れていこうというのが藤わら塾の目指す「しかたラボ」です。しかし、これは「学校の勉強は一切見ません!!」というものではありません。分からないものがあればその都度持ってきてもらえれば説明いたします。どうしても苦手な単元なので練習したいということであれば、もちろんその単元を理解するのにも時間を使います。また、勉強のしかたを学んでいくということは学校で習っている勉強にもつながっていきます。学校の単元をほとんど追わなくなった生徒のテスト結果が上がったり、算数の文章問題を苦手としていた生徒が絵やイメージを使って解く方法を覚えたことで克服したり、文章を読むこと自体に苦手意識がなくなり社会や理科へも良い影響がでたという生徒が多数でてきております。
「しかたラボ」とは「常時学校の習っているものに合わせてテストで100点をとるためだけに勉強していきます。」という授業からは少し距離をおいて「中学校の勉強が始まった時に良いスタートが切れるように準備していきましょう。」という当塾からのご提案になります。
というのも例年中学1年生の最初のテストに向けて一番大変なのが「勉強のしかた」を伝えること、徐々に身につくとそこから先は高いレベルでの勉強ができるようになるのですがそこまでに時間がかかってしまう場合があります。岡山県は入試に関わる内申点(いわゆる通知表の評定)は中1の1学期の最初のテストから入ってきます。とはいえほとんどの高校は今のペースで問題はないのですが、「準備が整ってから頑張ろうね」で間に合わない場合もあります。そうならないように勉強のしかたは小学生の間に理解しておき中学生になった時には実際にその方法で「勉強」をスタートしていくのみという状態にしていきたいと思い「しかたラボ」を始めました。
「小学生に中学生の勉強方法」と聞くと「うちの子にはちょっと・・・」と思われるかもしれませんが、レベルは生徒によって変えております。また、その負荷のかけ方をどれくらいにするのがその子にとって最適なのかは私が責任を持って判断し、数ヶ月ごとの面談にてご家族の方とも相談さていただきます。
高いレベルをすることだけが目的ではなく中学校へ「繋げる」ことを意識しておりますのでどのようなお子さまにも納得して来ていただけると考えております。小学6年生から塾を継続いただけると継続割引が最大になるという特典もご用意させていただいておりますので興味をお持ちの方はご連絡ください。